おはようございます。
今日も心晴鍼灸院のホームページをご覧いただきありがとうございます。
当院での鍼治療は、1ヶ所のツボにしか鍼をしないことがほとんどです。
多くても3ヵ所くらいまで。
このような治療をしていると、
初診の患者様に「鍼って、いっぱい刺した方が効きそうなイメージある」とか「鍼が少ないから効くのか信じられない」とか仰って頂くことが時々あります。
ごもっともな意見かと思います。
だってメディアに出てくる鍼治療が、いっぱい刺さっているものしかでてきませんからね。
いっぱい鍼を刺して症状を治している先生もいらっしゃるので、そのような鍼治療も否定はしませんが、
どうしても、いっぱい鍼をしてしまうと、どの鍼がどのように効いたのかわからなくなってしまいます。
鍼灸治療は標準医療との対比で代替医療とよく言われます。
言葉の問題なので、標準医療とか代替医療とは僕はあまり気にしませんが、鍼灸治療は「医療」であることには間違いはありません。
慰安ではなく、医療です。
「医療」・「医術」である以上、自分の治療がなぜ効いたのか効かなかったのか分からないと言う事は、決してあってはならないと考えています。
そして医療である限り、「治療の再現性」が必要となります。
少数鍼で治療を行うと、この再現性を追求できると考えています。
「医療」・「医術」である以上、
治療において、誤魔化しがあってはいけません。
少数鍼の治療は誤魔化しがきかず、より正確性が求められます。
結果として不調を改善するためには最も近道になると考えています。
たくさん鍼をして当てずっぽうの治療より、より繊細で正確性を求められる治療の方が、僕の性分にはあっているのかな。
なので、
これからも少数鍼の治療にこだわって不調を治していきます。
それが患者様にとって治癒までの最短ルートとなると考えています。
この業界、数多くの治療法があります。
患者様にしたら、どれがいいのか昨今では全く判断しずらい状況です。
当院のような、鍼は「医療」であり、「医術」であると考えて治療されている先生も大勢いらっしゃいます。
一人でも多くの方に、本来あるべき鍼灸治療を知って頂く為に、
今後も正確な情報を掲載したいと思っております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。