前回のブログでは、風邪を引いた時はまず「睡眠をとる事」が大事とお伝えしました。
前回のブログはこちらから。
https://coharu8080.com/news/blog20200110/
今日は睡眠時間のお話しです。
睡眠時間は「長すぎず短すぎず」が良いと言うのは、もう一般常識になっています。
だいたい6~7時間と言うところでしょうか。
でも、
いつも一定で6~7時間程度の睡眠時間が良いというものではありません。
結論から言えば、冬はより長く、夏はより短くするべきなのです。
これは、夜の長さに応じて睡眠時間も変えるという事なのですが、すでにこれは皆さんも体験しているかもしれません。
冬はいつも通りの睡眠時間を取っていても、朝が起きづらかったり気だるかったりした経験はありませんか?
これは冬に取るべき睡眠時間が不足しているからなんですが、一体なぜ同じ身体なのにこんな事が起こるのでしょう?
端的に言えば、人間も自然の一部だという事です。自然界では植物も動物も冬は活動を控える時期です。植物なら葉っぱを枯らせ最低限の栄養で過ごし、春に花開くために栄養を溜め込みます。動物は冬眠して春を待ちます。
自然界では冬は蓄えの季節なのですが、人間はいつも通り活動し、多くの方が睡眠時間も一定です。これって実は、自然界の法則を反した行動に知らず知らずのうちになっているのです。
この自然界の法則に反した習慣の悪影響が顕著に出るのが、風邪を引いたり体調を崩したりした時なのです。
冬に風邪やインフルエンザになってしまったら、いつもの睡眠時間より1時間程度長く寝てください。
病気になった時だけではなく、冬になれば長く寝るという生活習慣ができれば、体調を崩すことも少なくなります。
でも難しいですよね。お仕事をしていれば時間は決まっていますもんね。
夏場は長く働いて、冬場は早く帰る。そんな働き方改革が進んでもらいたいものです。
自然のリズムに沿って生活すれば、体調を崩す事は必ず減ります。
結果、病院へ行くことが少なくなれば医療費も削減できるんでしょうけどね。
そんな果てなく実現しないであろう理想を語っても仕方ないので、まず皆さんが出来ることをやっていきましょう。
冬はより長く寝る。
それが難しいならば、冬に体調を崩した時ぐらいはいつもより長く寝る。
是非、実践してみてください!