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早速行きましょう!今日のピックアップ症例です。
先週、膝に水が溜まり来院された50歳代の建設業の男性の方です。
来院される前日に重い材料を3階まで運ぶことを何度も繰り返したそうで、朝起きてみると膝が腫れて曲げれませんでした。
西洋医学的に言うなら、関節炎や捻挫した状態と言えるでしょう。
東洋医学の考え方では、全身を隈なく「気」というエネルギーが巡っていれば不調を起こすことはありません。
しかし様々な理由で、この「気」がうまく循環できなくなると、不調が現れてしまいます。
この方の場合は、この「気」が流れるルートである「経絡」をいう通路や、この経絡から直接栄養される筋肉群が重労働により損傷してしまった為に、患部が腫れてしまったと見立てました。
これらの損傷を修復するようなツボに鍼をして、腫れている膝を包帯で圧迫固定し前回は施術を終えました。
本日、2診目でしたが腫れは7割減という感じでしょうか。痛みはほぼなく、前回来院した時よりかは曲げれるとの事。
こんな感じで、急性の関節炎や捻挫も鍼治療は著効を出してくれます。
そして、今日はこの後ぎっくり腰の方が来院予定。
6月も半分を過ぎたのにここ数日は、朝晩がヒヤッと寒いぐらいの日があったりと、気候が例年になく不安定です。
こんな時は、筋肉や関節の痛みが出やすくなるので、身体を冷やさないように気を付けましょう。